NO MUSIC, NO...?

懐かしの洋楽ポップスから最新チャートまでを語るブログです。

人間椅子の世界。

・・・こちら1か月振り以上の投稿になります。すぐ挫けるブログあるある。さらに「久々の投稿になりました。」と言ってるその記事自体が最後の更新になる。さらにすぐ挫けるブログあるある。

まあ、生活してると色々あるよね。モチベーションとかモチベーションとかモチベーションとか。

 

さて、再開後の1発目に取り上げるバンドは「人間椅子」。正直言うと、私もそれなりの歳なので昔”イカ天”なる番組で「人間椅子」なるバンドが出てた・・・かなぁ?という認識があった程度でそこから30年、完全に私の中で忘れ去られたバンドとなっていた。

ところが、このビデオ。


NINGEN ISU / Heartless Scat(人間椅子 / 無情のスキャット)

 

バズっておるんですよ。しかもコメントを見ると海外からの熱狂的と言っていい、書き込みが多い。

正直、私としてはギターの和嶋さんのボーカルは少し微妙と感じるのだが、バンドサウンドとしては重い、重い。見た目のインパクトと卓越した演奏力を見て、そうか、人間椅子、そうか、となんだか感動を覚えた訳です。

もっとも演奏力を言えば若いころからテクニックは相当だったようで、そのバカテク振りはこの演奏に顕著に表れていると思う。

 


人間椅子 21世紀の精神異常者

キング・クリムゾンの1stアルバムに入っていた不朽の名曲でありますが、うまいねぇ。当時ドラムとして在籍していた後藤マスヒロ氏のテクニックも凄い。

 

私は主に王道ポップ、ロックを好んで聴き、ハードロック、プログレなどはごく一部の有名どころを聴いてきたにすぎないので、彼らが敬愛する、ハードロック、メタルなどのバンドはあまり聴いておらず、そのあたりも私の耳に「人間椅子」のサウンドが届かなかった一因かと思うところである。ただ、今回久々に「人間椅子」を『発見』し、彼らの過去の音源も聴いたが、結構聴ける。サウンド的にはハードロックというよりは、かなりメタル寄りだと思う。それでも聴ける自分がいる。

実際昔よりメタルなどのサウンドに抵抗がなくなっているだと思うし、「人間椅子」の演奏に先達たちへのリスペクトが感じられるので、より先入観が取り除かれたのかもしれない。

 

と、ここまで書いておきながら本当に書きたいのは「人間椅子」の音楽のことではない(笑) ベースの鈴木研一とギターの和嶋慎治は共に青森県弘前市出身なのだが、「人間椅子」は一時期青森ローカルで「人間椅子倶楽部」という名の番組を持っていた。それが絶妙なゆるさで面白い。気づけばYouTubeで「人間椅子倶楽部」ばかり視聴することに・・・

さらには舞台をネットに移して「帰ってきた人間椅子倶楽部」という番組もやっていて、これも安定の面白さ。


帰ってきた人間椅子倶楽部vol.06 (2017/10/12)

 

そんな訳でいまのところ彼らの旧譜あさりより(何しろバンド活動歴30年で21枚もアルバム出してる!)、YouTubeでまだ見ていない「人間椅子倶楽部」を探すのがすっかり習慣づいてしまった。